PROLOGUE
プロローグ位置説明と書く動機
ノンビリムラを始めて、3年が経ちました。
ノンビリムラは、福岡県久山町に位置するNPO法人mieが運営している、里山キャンプ実践フィールドです。
この3年、「社会を変える」的な大きな旗は掲げすぎずに、手触りの感動・面白そう、そういった気配を大事にやってきました。
意義や正義は後付けが可能だし、先に立てると、頭でっかちになってしまう気がして。プラグマティズムを軸に。そんな感覚で、ぼちぼち、こつこつ、やってきました。
2025年の年末のmie総会での議論とりまとめと、副理事の佐藤瞳からの「目指す社会って喜びを獲得しやすい社会なのでは?」についての言語化宿題があり、年度を跨いで、着手することにしました。
ここまでの活動は何だったんだろう。これからどこへ行きたいんだろう。
私たちがやっていることは、結局、社会全体に対して、何か意味があるのか。あるいは、持ちうるんだろうか。
たぶん、規模的に、ノンビリムラは、来てくれた人がローカルに喜んでくれている、というだけの草の根の活動です。
でも、いつか、新しい生活様式の探究者として、何か大事な役割が回ってくる時は「こういう生活をみんなでしていこうよ」という具体的で面白そうな提案をしたい。
これから書くのは、3年間で見えてきたことと、その背後にある社会の現実と、私たちが森と人と火と鳥と一緒にやろうとしていることの、できるだけ正直なメモです。
そして、具体的悲観論者である私の頭の中にある仮説とモチベーションの源泉を、できるだけ全部ここに置いておきます。それではいきます。
※本文中の統計・数値は、特記がない限り2025年末時点で確認できた公表値です。
